春物がそろってきて。

かなりあけてしまいました。バタバタしていたもので。

今年は例年になくCOMME des GARCONSでの購入が増えているように思います。０８ＳＳはラインに関係なくいいものがようです。
世間はアメリカントラッドテイストを前面に打ち出した洋服が多いですが、私にはちっとも似合わないので、あえてかなりはずして購入しています。

さて、一つ目はJUNYA WATANABE MANの麻ジャケットです。麻をそのまま洗ってしまうことでついた皺はかなりきつめです。着ていくうちに伸びてきて、伸びたらまた洗ってというコムデギャルソンではよくあるパターンですね。でも買ったときの皺はそれこそ着れないぐらいきついものでした。何度か着ていくうちにまともな皺ジャケットになります。黒は麻という素材だけに白っぽく色が薄れるのが心配で、薄れても変わらなさそうなカーキ色にしてみました。今年の春はあえて黒を避けています。黒ばっかりになるので･･･。

これはCOMME des GARCONS HOMME PLUSの５部丈コートです。JUNYA MANで以前買ったシャツ地のジャケットが気に入ったので、今回はシャツ地のコートにして見ました。コムデギャルソン自体今年の春夏はシャツ地が多く、SHIRTSからも凄く肌触りのいいシャツジャケットが出ていました。値段はとんでもない額でしたが、セールにあれば絶対買いたいです。あとHOMMEからも同じようなものでジャージのラインが入ったものもありました。私はあえてコートということで。スプリングコートを持っていないことと、これから先シャツ地のコートは珍しいんじゃないかなぁと思って購入しました。ただ、５部袖はなかなか難しいところです。せめて７部のものにすれば良かったかと思っています。

最後に靴。COMME des GARCONS SHIRTSのスニーカーです。コムデギャルソンで靴を買うのは、JUNYA MANでジャックパーセル型のスリッポンを買って以来です。これは私の中でかなり当たりのデザインでした。かなり派手ですが、履くとそうでもないです。またシャツ地によく合うということで、有無を言わずに購入しました。履き心地はコムデギャルソンにしては珍しく良くて、普通に歩いてもしんどくありません。ただかなり大きめで、いつも２５〜６cmの靴を買う私ですが、今回は２４．５ｃｍ。それでもかなり大きく感じます。サイズ感は相変わらずバラバラです。

０８ＳＳはここ５年ぐらいのなかで大ヒット。というわけで、きっと６月ぐらいまでもう少し見てみようと思います。

ダウンジャケット。

春めいたと思えば一気に冬に戻り、先の読めない天気です。
寒くなればまた防寒着、ということでダウンジャケットについてです。ダウンはかなり暖かく優れものですが、普通の形では私にはあんまり似合わないので、買うときもかなり慎重になります。

これは、約８年ほど前に購入した、中綿だけど一見ダウンジャケットです。お値段はなんと3,000円でした。
たまたま出かけた先で寒さに耐えかねた購入したものなのですが、以降一番登場回数の多いダウンになりました。よく見るとかなり安っぽく適当なつくりなのですが、他の服をしっかり着て上手くごまかせます。その甲斐あって、誰もが3,000円という価格に驚くようです。ある意味一番価値ありのダウンといった感じでしょうか。

これは、０６ＡＷでCOMME des GARCONS HOMMEが出していたダウンジャケットです。ダウンなのに８万円ぐらいで、しかもツイード生地と面白さと安さをかねそろえた名品だと思っています。グレーに白の水玉模様っぽく映るところがかわいいです。内ポケットまで付いていて機能性もあり、２シーズン着たおしてもボリュームダウンしないあたりが素晴らしいです。これは私の持っているジャケットの中で一番保温力があるため、下は薄着でないと真冬でも汗ばみます。ただ裏地がチェックのウールであるため、袖を通しにくいという難点もあります。まぁツイードの裏が化学繊維ってのも変だとは思うのですが。

ダウンといえばモンクレールが超有名ですが、妙にかっこよくなってしまう上みんな着ているので、ちょっとなぁ〜といった感じです。そうなるとなかなかいいダウンがなく、結局今年はコートぐらいしか買わなかったので、来年辺りにもう１着ダウンを探したいたいところです。

コムデギャルソンシャツのシャツ。

COMME des GARCONSの中でもSHIRTSラインというのは他のメンズラインに比べてさほど話題にならないような気がします。
PLUSやJUNYA MANがコレクションを出しており、HOMMEは取り扱い店舗が多い関係か結構認知度が高いように思うのですが、SHIRTSはそこまでではないといった感じです。

中にはSHIRTSラインはその名の通りシャツを作るラインと思っている人もいるようで、以前友人に「SHIRTSってジャケットも作るの？」と聞かれたりもしました。作っています。ただ私の場合SHIRTSでジャケットは買ったことがなく、専ら買うのはやっぱりシャツです。

SHIRTSラインのシャツは、正直に言って他のラインにはない質のよさがあります。これは何もCOMME des GARCONSの中のラインだけでなく他のメーカーと比べてもいえることなのですが、SHIRTSのシャツは質がいいです。肌触りがツルツルとしていて着た感じもたまらなくいいということで、１枚買えばはまってしまうと思います。

いや、質で言ってしまえば他のメーカーでも同じような品質を出しているところは多いと思うのですが、何より凄いのはそのデザイン性です。特に０７ＡＷはSHIRTSのデザイン性がよく出ていた時期だと思います。

「これは凄い！」と購入した０７ＡＷのシャツです。

前面に転写プリントでパッチワークの柄をプリントしており、そのプリントの上からさらにレザーやニットなどを実際にパッチワークしたものです。かなり派手ですが、手の込み方が普通じゃないです。

これも０７ＡＷで購入したシャツです。上の写真と同じようなプリントを施した生地の上からストライプのシャツを貼り、そのストライプシャツを「ＭＵＳＩＣ」という文字にくりぬいたものです。

くりぬいたところはミシンで縫ってあり、そこから後ろに貼ったプリント柄が顔を出すというデザインです。頑張れば作れそうな気もしますが、それを実際やろうとする人はいないでしょう。

という具合に、SHIRTSのシャツは結構面白いものが多いように思います。今年も何かしら面白いものがあれば購入したいものです。

しかし難点もあります。

ここ最近ユーロ高のせいかSHITRSのシャツはお値段が高いです。写真１枚目のシャツも、ジャケット購入を諦めて購入しました。ユーロが安くなってくれたらと、無責任に感じたりします。

あと、サイズ感がかなり大きいこと。これは何でなのかよくわからないのですが、恐らくデザインを強調する上でのものなのかと思っています。かなり大きめなのですがそこがギャルソンらしさなのかなぁとも思います。ちょくちょくですが細身の、今っぽい形のものも出てきていますが、デザインのきついものは身幅も広いという印象です。

難点もありますが、やはりインパクト重視で購入してしまうのが、SHIRTSのシャツです。

デニムを履く。

普通のデニムも履くのですが、やっぱりデニムにも少し変わったところを求めてしまう傾向はあると思います。昔はといっても３年ほど前までは「デニムなんて履かない」とか調子乗ったことを言っていたものですが、いざ履いてみると楽だし、色んな服に合わせやすいアイテムだということに気付きました。

というわけで毎年デニムは探しています。
今年の春夏は、JUNYA WATANABE COMME des GARCOSN MANのデニム。

今年のJUNYA MANのデニムといえば、やっぱり麻の切り替えしを施したリーバイスとのコラボレーションモデルだと思います。
でもそれだとあまりにもコムデギャルソンって感じがしたので、私は素材が麻×綿のデニムを購入しました。細身、普通、ワイドの３種類があって、私は細身に。値段も割りとリーズナブルです。さほど話題にいもなっていないので、街でかぶることもきっと少ないでしょう。

気に入ったのはこんな感じで、バックにストラップがあったり、あるいは太ももあたりに大き目のポケットが付いていたりと、ディティールが面白いところ。まぁ上にＴシャツを着てしまえばバックのストラップなんて見えないのですが。

素材に麻が混じっているため、夏でもそれなりに涼しげに履けそうです。ロールアップしてスニーカーを履くとかわいらしい感じになりそうです。

秋冬物でもデニムを買っています。Martin Margielaのラバーコーティングされたデニム。

元々藍色のデニムに、黒のラバーコーティングを施したものです。ラバーコーティングのおかげで風を通さず、暖かいといえば暖かいですが、やはりデザイン性のためのコーティングなんでしょう。このデニムはかなり履きやすく、結構活躍しています。夏には暑苦しく感じそうですが･･･。

デニムもこんな感じで増えていくので、パンツの半分はデニムになってしまいました。逆に言えばデニム以外のパンツをここ３年ほどほとんど買っていないので、今度はデニム以外のパンツも探していきたいです。

靴ってなんか難しい。。

いつも購入を悩むのが足元、特に靴です。
サンダルにいたっては１足も持っていない始末で、暑い夏でもスニーカーで我慢しています。
高校のころは革靴がメインで、スニーカーとかサンダルに関しては全く無知だし、何とどう合わしていいのかよく分からないというのが本心です。

これは、何年か前に出たJUNYA WATANABE COMME des GARCONS MANのスニーカー型スリッポンです。購入に相当かかりました。店員さんが「これは珍しい形だし、面白い上にどんな服でも合うからいいよ」と言っていたのですが、私は全くそうは思わなかったので、でも分からないときは他人の意見を採用ってことで購入したものです。

これは本当に当たりで、確かに何でも合う上、珍しいと周りでも評判になりました。かなり使い込んでせいでもうぼろぼろになり、もう一足欲しいなぁ〜なんて思うほど愛着のあるデザインです。

これは、Ball Bandのレザースニーカーです。白いスニーカーって、中学生ってイメージがあるのでかなり抵抗があったのですが、最近街を歩く殿方の足元を見ると、結構白いスニーカーをはいている人が多かったことと、白い靴を一足も持っていなかったことから購入したものです。ホントはカンヴァス地のものが春夏らしい雰囲気なので狙っていたのですが、誰に聞いても「デニムの色が移るよ。」というので、レザーにしてみました。レザーでもやはり色が移りますが、ラナパーで拭くだけでかなり除去できます。これはかなり優れものです。ただ、レザーだけに夏は厳しいような予感がしています。

そこで今年はもう一足白系のスニーカーを探そうと思っています。できれば色移りしないものがいいのですが、やっぱりそれも味と割り切るべきなのでしょうか？？

Renapur(ラナパー) レザートリートメント 100ml

これがラナパー。主に財布と靴だけでしか使ってないですが、優れものです。

下着にもお洒落を・・・。

COMME des GARCONS SHIRTSは私の好きな洋服メーカーの１つですが、さすがにアンダーウェアを見たときはやりすぎかなって感じました。いや、アイテムとしてはかなりありだと思うのですが、私が買うとなるとちょっと違うかなって気がしていて。

私は洋服が大好きで、それはモテたいとかそういうことじゃなくて、単に自分がかわいいとかカッコいいと思うものを身につけていたいという不思議な動機からなのですが、本当は心のどこかで「男がお洒落を求めるなんてイタい！」とか思っているんだと思います。
だから、Chrome Heartsのアンダーウェアも買うことなく、せめて下着はGUNZEのボクサーパンツでいたいとか考えていたのですが。

これは店員さんが「まぁ記念に一枚。」と勧めてきたのもあって買ってしまいました。。最初は白だけを買ったのですが、実はこれ、凄く優れたアイテムだったので、すぐに色違いも購入したという感じです。

何が優れているって、このアンダーウェアは“見せアイテム”として上手く機能するということ。

こんな感じで、白シャツを着ると裾だけ柄が出て、いいアクセントになります！きっとそれを狙って、着丈がかなり長めに作ってあるのでしょう。ここらへんは凄いいいアイデアだと思います。白シャツ以外でも、Ｔシャツだろうとジャケットだろうと、丈が長いので裾5cm程度が顔を覗きます。そういうこともあって、女性にも人気だそうです。

あと、着心地もかなりいいほうだと思います。昔アルマーニとかにはまって下着までそろえましたが、アルマーニの下着にあるフィット感があって、なかなかよくできていると感じました。きっと洗濯しまくっても、型崩れとかしなさそうな、そういう雰囲気です。なんでも、ハマトーとかいう下着専門メーカーに作ってもらっているからとのこと。ここらへんはCOMME des GARCONSは上手くやりますね。

このアンダーウェアは雑誌にも紹介されたらしく、結構品薄になっているそうですが、秋冬もこのシリーズ継続するそうで、次回はもっと派手なアンダーウェアを出してくるそうです！派手な下着を“あえて見せる”発想は、女性モノだけでなく男性モノにも到来したということでしょうか？

６分丈ぐらいのTシャツ。

多分６、７年前に買ったNicoleのニットTシャツです。
ニットのフィット感がいいというのもありますが、やっぱり気に入っているのはこの微妙な袖丈です。肘が角度によって見えたり見えなかったりする微妙な長さなのです。

７分丈とかはやっぱり、ベールボールシャツが有名だと思うのですが、私はどうも肩から袖にかけての切り替えしが好きでないのでどうも買う気にならない感じでした。かといって探してもなかなかなないのも事実。５年ほど前古着で、R.NEWBOLDのＴシャツで買ったのが最後でした。

でも、今年のCOMME des GARCONS HOMME PLUSでは６、７分丈のインナーが揃っています。これはヤバイとか言いながら、本当はレイヤードってことで３枚重ねて着るのですが、真ん中の６、７分丈だけ購入しています。１月に出ていたABCシリーズの黒Ｔシャツと１２３シリーズスエットです。２Ｂとなってしまうので、この組み合わせでは着れないですが、丁度いい丈で満足です。

今期のHOMME PLUSはあの調子でずっとレイヤードなのでしょうか？？レイヤードのトレンチコートとか、少し気になりますが、きっと来年は着れないでしょうね･･･。