Martin MargielaのPコート。
SPITZの「ハチミツ」ってアルバムの1曲目に、
「がらくたばかりPコートの ポケットにしのばせて」
って歌詞があったのを思い出しました。
Pコートはポケットの位置が最適で、ポケットに手を突っ込んだ姿が洋服の中で一番かわいく映るアイテムだと思います。
今年の冬に買った07AWのマルタンマルジェラのPコートは、ポケットが上下についていて、上に手を突っ込むとどこか滑稽なシルエットでかわいらしいです。またショールカラーってとこもかわいらしい。男の洋服でかわいらしいのが嫌いな人も多いですが、私はかっこいいよりかわいい服のほうをよく買います。
本当はカッコいい服のほうが好きなんだけど、似合わないので・・・。
コットンスエードのせいか、かなり保温力があり、今年はダウンよりこのコートを着ています。
Pコートは前からねらい目でした。06AWで買い逃したコムデギャルソンオムのゴアテックスPコートに代わりといった感じです。コムデギャルソンのほうはノーマルなPコートですが、素材感がかなり変わっていました。ゴアテックスのせいなのかパリパリで、変わっていたのですが、何故か買い逃してしまいました。きっと金欠だったんだろうと思います。
でも単純に、Pコートを買った理由はこのニットに合わせたかったから。ニット買うときにPコートに合わせてみたらばっちりだったんで。ニットは07AWに出てたコムでギャルソンシャツのボーダーニットです。これ、セールで出まくってて少しショックでした。コムデギャルソンシャツで出るもので、派手めのものは大抵セールでお目にかかるので、07AWに出てた派手なシャツもセールで一括購入しました。いつもお世話になっている店員さんにも苦笑いされるほどで、「それ、着るんですか・・・?」なんて聞かれます。
JUNYA WATANABE COMME des GARCONS MANのシャツジャケット
シャツ地のジャケットって、時々見かけるのでいつも買い逃すアイテムなんですが、今回は思い切って購入してみました。
初夏なんかに下にTシャツとかポロシャツを着て羽織りたい感じです。
普通のシャツジャケットならあんまり面白くないのですが、
このジャケットはボタンホールが変わっています。
こんな感じで、1箇所につきボタンが2パターン用意されていて、リーバイスの金属ボタンは白のホールに、普通のボタンなら赤のホールにという感じです。
どうやらリーバイスとのWネームらしく、所々にリーバイスのジージャンっぽいデザインを取り入れています。
店員さんいわく、ラコステのポロシャツで作ったジャケットが人気とのことでしたが、あえてこのシャツジャケットにしました。
値段はあんまり変わらないのですが。
夏が待ち遠しいです。
コムデギャルソンオムのジャケット
コムデギャルソンオム2005年春夏で出ていたチェックのジャケットです。
これは私にとっては結構衝撃的でした。それまで黒で細身の多かった私なのですが、何故かこのジャケットだけ凄く気になって、売られていたユナイテッドアローズのお店を何度も出たり入ったりして、何時間も迷った挙句購入したものです。
チェックで、しかもジャケット。今考えればそんなに大した冒険でもなかったのですが、当時の私には大きな冒険でした。
しかも、こんな感じにシワだらけで、インパクトが強烈だったのを覚えています。
それまでコムデギャルソンは、インナーを買う程度でしたが、このジャケット以来結構ジャケットも買うようになった思い出深いものです。
黒一色でまとめるのって凄く簡単だけど、あえて少し変わったものを求めていこうとする傾向は、このジャケットが発端だったと思います。かなり着込んだせいで、くたくたになってしまいましたが、それも味と言い聞かせています。